フライフィッシング内緒話 第11回 フライ・フイッシヤー人ロ ― 2010/04/24 08:32
アメリカやヨーロッパでの釣りとゆうと、すぐにフライ・フィッシングやルアー・フィッシングを思いうかべるが、実はフライ・フィッシングの釣り人口が全釣り人口に占める割合は、そんなに高いものではない。
アメリカで3ないし4%で、5%を越えたことは無いしヨーロッパで一番パーセンテージが高いイギリスでさえ6%前後である。 世界で一番パーセンテージが高いのはニュージーランドであるが、それでさえ10%を僅かに越しているにしかすぎない。 国の総人口が日本の釣り人口以下なのだからけっして多いとはいえない。
日本ではというと、残念ながら正確な数字はわからないが、やっとコンマが無くなって数字が統計に顔を出す程度と思われる。 本を見ているといかにも沢山いそうだが、日本では新しい釣りなので、只話題にされているだけなのが実状である。
ロッドやリールは日本でも作っているが、絶対に作っていないのがフライ・ラインである。 これの輸入量を調べれば、かなり正確にわかると思うのだが。
尚、フライ・ラインを日本に輸入する時の関税コードは「紐」である。 昔、初めて日本にフライ・ラインを輪入した時に、どうしても税関で釣り糸とはわかってもらえず、とうとう「紐」ということで、輸入がOKとなったいきさつがある。 それが今日まで続いている。
最近はサーモン・リバーなどとサケの上る川を特別扱いしているようだが、東北地方の川では逆にサケの上らない川を捜す方が難しい。 一般には解禁していないので知らないだけで、東北全体では北海道に引けをとらない程のサケが捕れている。 なにげなしに見ている川が実はサーモン・リバーなのである。
ちかごろは稚魚を放流する時に小学生を参加させPRしている漁協もあるが、ぜひ続けてほしい。 サケが上る川の上流は当然ヤマメやイワナがいる。 川があって魚が居て、初めて釣りが出来るのだから、東北地方にフライ・フィッシングが根づくのは、もはや時間の問題だろう。
ところで、フライ・フィッシングは特別の釣りでもなければ、やっていればエリートなのでもない。 単なる渓流における釣法の一つでしかない。 ところがそれを鼻にかけ、一部の心無い餌釣り人を見て「だから餌釣りは」などと言いだす"ガキ"を見ると無性に腹が立つ。 渓流の自然を今日まて守り続け、魚を絶やさないよう努力してきたのは彼等だし日本の「釣り文化」を作り上げて来たのも彼等なのだから。(三浦剛資)
(「北の釣り」1986年1月号 No.43 P86掲載)
Copyright (c) 三浦剛資, 1986. All rights reserved.
アメリカで3ないし4%で、5%を越えたことは無いしヨーロッパで一番パーセンテージが高いイギリスでさえ6%前後である。 世界で一番パーセンテージが高いのはニュージーランドであるが、それでさえ10%を僅かに越しているにしかすぎない。 国の総人口が日本の釣り人口以下なのだからけっして多いとはいえない。
日本ではというと、残念ながら正確な数字はわからないが、やっとコンマが無くなって数字が統計に顔を出す程度と思われる。 本を見ているといかにも沢山いそうだが、日本では新しい釣りなので、只話題にされているだけなのが実状である。
ロッドやリールは日本でも作っているが、絶対に作っていないのがフライ・ラインである。 これの輸入量を調べれば、かなり正確にわかると思うのだが。
尚、フライ・ラインを日本に輸入する時の関税コードは「紐」である。 昔、初めて日本にフライ・ラインを輪入した時に、どうしても税関で釣り糸とはわかってもらえず、とうとう「紐」ということで、輸入がOKとなったいきさつがある。 それが今日まで続いている。
最近はサーモン・リバーなどとサケの上る川を特別扱いしているようだが、東北地方の川では逆にサケの上らない川を捜す方が難しい。 一般には解禁していないので知らないだけで、東北全体では北海道に引けをとらない程のサケが捕れている。 なにげなしに見ている川が実はサーモン・リバーなのである。
ちかごろは稚魚を放流する時に小学生を参加させPRしている漁協もあるが、ぜひ続けてほしい。 サケが上る川の上流は当然ヤマメやイワナがいる。 川があって魚が居て、初めて釣りが出来るのだから、東北地方にフライ・フィッシングが根づくのは、もはや時間の問題だろう。
ところで、フライ・フィッシングは特別の釣りでもなければ、やっていればエリートなのでもない。 単なる渓流における釣法の一つでしかない。 ところがそれを鼻にかけ、一部の心無い餌釣り人を見て「だから餌釣りは」などと言いだす"ガキ"を見ると無性に腹が立つ。 渓流の自然を今日まて守り続け、魚を絶やさないよう努力してきたのは彼等だし日本の「釣り文化」を作り上げて来たのも彼等なのだから。(三浦剛資)
(「北の釣り」1986年1月号 No.43 P86掲載)
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